本気の行動
数年前に奥様の講演を拝聴した事もありました。 流暢にお話しされる中にも強い心を持っておられた姿が印象的だった記憶があります。 昨日はご主人の講演に参加。 奥様とは少し対照的に熱い思いが強く感じられ、ここに至る過程においては外の人間が思うより遙かに大変だっただろうと感じ取れました。 行政の施策に反旗を翻す。 行政の示すハード施策は、商店街を、町を先進的に変え、しいては市全体の発展に繋がる事業故、誰もが(特に対象となる商店街)明るい未来を夢見ていたわけですから、それを阻止するなんて普通は考えられない事です。 首長選挙等で反対派の候補者が勝利したことによってひっくり返ることはよくありますけどね。 ただ、その事業に疑問を持つことの出来たきっかけが外部(他県)の方からの一声だったということ。その声の意味とこのまま施行された後の町の姿を描き、悩みに悩んだ末の決意が今の村上市を作っているのではないでしょうか。 村八分と同じような日常が10年間あった。 それでもここまでやって来た。続けてきた。 “未来を切り開く為には軸がぶれないこと、本気度の行動が本物になっていく” “本気で惚れ込んだ町だから” “勇気を持って一歩を踏み出す” 心に強く響いた言葉でした。 2018/11/05 日本海美食旅『長岡・食文化魅力創出勉強会』 千年鮭きっかわ 代表取締役 吉川真嗣氏