長岡ガストロノミー研究会 牧野様にご依頼
先般の定例会での議論を踏まえ、長岡の食をテーマにした勉強会を企画中でございます。
先ず最初にお話しを伺うとするならば、この方しかいらっしゃらないでしょう。
はい。長岡藩主牧野家17代 牧野忠昌 様です。
現在は 長岡市立科学博物館名誉館長でいらっしゃいます。
長岡の食文化を考えた時、キーワード、テーマは何がいいのか?
今流行の長岡野菜?食材?催事?? どれも値するのだけど…。
品質の良い作物の土壌はどんなものなのか。味は?などという意見もあったのですが
殿様のお話 に全員一致で決定。
早速、昨日、ご挨拶に牧野家史料館(科学博物館)へ訪問です。
私は何度か拝見したことはありましたが、ご挨拶させていただくのは初めてです。
(少々緊張、とても光栄♪)
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牧野様からご快諾いただきました。
お話しの中から
江戸時代、日本海側を航路していた北前船。
新潟に寄港し長岡へ入るのだが、
その長岡での食がどの地より一番美味しかった
と記されていたとのこと。
なんという誇り高き言われですこと。
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お殿様の食事 基本は朝廷、京都に担う だったようであります。
文献の中で、暮らし、生活面、文化的要素が記されている物は
なかなか無いようですが、催事、お正月などにお殿様にお出ししたお料理など
伺えたらと思います。
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史料館の事務室に牧野様の席もおありでした。
一室がとても新鮮な空気にさえ感じられました。